ろしなんてワイドの後方視界について…
まだ軽トラキャンパーでワイドボディを公表しているビルダーさんが少ないせいか、ろしなんてのお問い合わせのほとんどがワイドボディタイプになっています。
お問い合わせで一番多いのが、ろしなんてを軽トラのに荷台に固定する方法と後方視界についてでした。
今回はワイド化されて後方視界がどうなるのかと、その対応策についてお知らせします。
標準で付いているドアミラーは、うちのミニキャブで測ったところ車幅より左右に120mmくらいはみ出していましたが、ワイドボディのろしなんては全幅1750mmを想定しているので1470mmの車体より左右に140mmはみ出しているのでドアミラーより外側になり後方視界が遮られてしまいます。
後方が完全に見えないのではなく、運転席からの反射角があるので、ろしなんての前の角からある程度の後方は見えますが…
で、解決策を色々探していたのですが、一つはリアサイドビュー用のカメラを取り付ける方法と、トレーラー等で使われている「トーイングミラー」と呼ばれている補助ミラーを付ける方法がありました。
カメラに関しては、後方カメラも必要になってくるので、さらに左右のカメラを増設するのも…と「トーイングミラー」でなんとかならないかと商品を探したら、Amazonでも色々販売されていたので、後は法的根拠を探して取り付けても違法にならないか…
道路運送車両の保安基準を読み漁りましたよ!(法律文て日本語じゃないみたいで理解するのに苦労しました)
で見つけたのが第2条第2項…( https://www.mlit.go.jp/common/000187200.pdf )
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二 後写鏡及び後方等確認装置(自動車の外側線付近及び後方の状況の画像を撮影し、
運転者席において確認できる位置に備えられた当該画像を表示する装置をいう。第44
条において同じ。) その自動車の最外側から250ミリメートル未満(その自動車より
幅の広い被牽引自動車を牽引する牽引自動車に備える場合にあつては、その被牽引自
動車の最外側から250ミリメートル以下)、その自動車の高さから30ミリメートル未満
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ということでした!
車体の外側から250mmまでOKなので、ろしなんてのワイドボディでも十分に後方視界が確保できると思います。
ただ…実際の車検や取り締まり現場で、うまく適用されるかは保証の限りではありませんので、この商品に限らずアフターマーケットの製品を利用する場合は自己責任でお願いします。
【トーイングミラー】 https://amzn.to/3F4dsxV
たとえばこれだと、既存のドアミラーに挟み込んで使うタイプなので不要な時は簡単に外せますね!
クランプオン 牽引ミラー:https://amzn.to/3gz5xi7
(たまたま見つけただけでオススメってわけぢゃないですよ!)
【道路運送車両の保安基準】(2022年4月8日現在)
https://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha_fr7_000007.html
道路運送車両の保安基準【2020.12.25】
第2条(長さ、幅及び高さ)
https://www.mlit.go.jp/common/000187200.pdf
